岡谷動物病院

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院長コラム
アメリカ原住民の民話(作者不詳)
情報掲載日 2007/06/04
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読んだ時、涙が出た民話です。ネイティブアメリカンを尊敬し彼らの生き方に共感しています。
こんな素敵な民話も持っているんですね。
僕たちは、自然や、生き物や、生命に対する畏敬の気持ちを忘れている気がします。
すべては一つ。すべては繋がっていると感じます。

「ある時、偉大なる神が人間と動物を分けようと考えた。
神は人間と動物の間に深い谷をつくり、永久に両者を分断しようとしたのである。
犬は人間の側を見つめ、そして仲間の動物たちの方へ歩み寄った。
谷はどんどんとその幅を増していった。

犬は再び人間のほうを見つめてから、仲間の動物たちの方へいった。
さらに大きくなる谷・・・最後の最後に、飛び越すことができなくなる直前に
犬は力をふりしぼってその谷を飛び人間と永遠に時を過ごす決心をした。
そして今日の我々がいる。」

病気の予防について
情報掲載日 2007/06/01
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〜治療よりも予防が大切〜

最近15歳以上の動物(人間でいえば80歳以上にあたります)を診察することが増えてきました。
人間と同様に動物の世界でも、食生活の向上や予防医学の普及により、寄生虫や伝染病が減り、寿命が延びてきました。
その結果、成人病や老人病、慢性疾患、アレルギー疾患、そしてがんが非常に増えてきています。
ここではたくさんのがんのうち、予防できるがん・・・乳がんと卵巣子宮全摘出術(避妊手術)の関係について述べてみたいと思います。


■犬の乳腺腫瘍

犬の乳腺腫瘍はメス犬では一番多く発生する腫瘍で犬の腫瘍の中では2番目に多いものです。発生率は十万頭に百九十九頭という高いもので、これは人間よりも高くなっています。(米国での調査)
腫瘍の良性と悪性の割合は半々で、さらに悪性(乳がん)の50%は手術で完治します。
また、5〜6ヶ月令前後の初めての発情がくる前の段階で避妊手術をすれば、乳腺腫瘍の発生に確実な予防的効果がみられることが分かっています。
そして、発情周期(年2回)を経る毎に乳腺腫瘍の発生の危険度は高まり、4回目の発情(2歳令以降)の後では避妊手術をしても効果はほとんどありません。
また、避妊していないメスでは、乳がんの発生率が避妊したメスの7倍にもなっています。
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■猫の乳腺腫瘍


猫の乳腺腫瘍は、猫の腫瘍の中では3番目に多く発生します。犬と異なり、90%は悪性ですから様子をみることは大変危険です。特にシャム猫は、他の猫に比べて2倍もの高い発生率を示し、さらに6歳という比較的若い時期からも発生が見られます。

若い猫の乳腺腫瘍ほど悪性度が高く、早期に移転もおこります。
生後4〜5ヶ月前後の早い時期の避妊手術を行うことが、乳がんの予防につながります。

このように犬猫における卵巣子宮全摘出手術(避妊手術)には、単に避妊を避けるだけでなく、乳がんの発生率を大幅に下げ、また卵巣の腫瘍、子宮蓄膿症や子宮筋腫などの高齢期の病気を全くなくしてしまうという側面もあるわけです。

また、摘出した腫瘍が良性か悪性(がん)かは病理医による組織診断が確定診断となります。
見た目では決して判断出来ませんから全ての腫瘍は病理検査にまわして良性か悪性かを必ず診断する必要があります。
以上、小動物におきるさまざまな病気のほんの一部について、予防という観点からまとめてみました。

最も大切な点は、動物たちも人間と同じく、高齢化社会に入っていること、昔の病気とは全く違っていること、人間同様心臓病や腎臓病、肝臓病、ホルモンや免疫の病気が中心になり、同時に大変な勢いでがんが増加していることです。
寿命が延びたこととこれらの病気が増えたことは表裏一体のことなのです。

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